Record China 2025年1月29日(水) 14時0分
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28日、アニメ制作会社・京都アニメーション(通称・京アニ)放火事件の青葉真司被告の死刑確定に中国のネットユーザーが反応を寄せている。写真は志を繋ぐ碑。
2025年1月28日、アニメ制作会社・京都アニメーション(通称・京アニ)放火事件の青葉真司被告の死刑確定に中国のネットユーザーが反応を寄せている。
19年7月18日に京都府京都市伏見区で発生した京アニ放火殺人事件で、青葉被告はアニメ制作会社・京都アニメーションの第1スタジオに侵入し、ガソリンをまいて放火。社員36人が亡くなり、32人が重軽傷を負った。
殺人罪などで起訴された青葉被告は、昨年1月に京都地裁で開かれた一審で死刑判決を受けていた。当初、この判決を不服として大阪高裁に控訴していたが、今月27日付けで控訴が取り下げられたことが明らかになり、これにより死刑が確定した。なお、青葉被告の弁護人が控訴取り下げの無効を申し立てることは可能だが、現時点で申し立てはないという。
このニュースを中国のSNS・微博(ウェイボー)で複数のブロガーが共有すると、中国のネットユーザーからは「私の『free!』はもう戻ってこない」「私の青春は彼によって一瞬で燃やされた」「どれだけ多くの人の青春が奪われたんだろう」「でも、あのアニメたちの損失は誰が償ってくれるのだろう」「ドキュメンタリーを見た時は本当につらかった。被告は死刑になったけど、亡くなった人たちはもう戻らない」と怒り、失望するコメントが寄せられた。
また、「執行できるかどうか、まだ分からない」「とはいえ、日本では死刑の執行には何年もかかる」「ようやく判決が出た。もっと早く死刑を執行すべきだった」「日本の死刑…犯人が老衰で死ぬまで執行されないこともあり得るし、順番待ちもある」など、日本の死刑制度に言及する声も見られた。(翻訳・編集/岩田)
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