タイで海外旅行が大爆発、日本、中国行きは4割増―台湾メディア

Record ASEAN    2025年2月1日(土) 8時0分

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30日、台湾のタイ観光情報メディアVision Thaiは、タイから日本や中国を訪れる観光客が増加していることを報じた。写真はタイのドンムアン空港。

2024年1月30日、台湾のタイ観光情報メディアVision Thaiは、タイから日本や中国を訪れる観光客が増加していることを報じた。

記事は、タイ旅行代理店協会(TTAA)が今年の日本、中国旅行の動向について、旅行費用の上昇が続くものの、ビザ免除政策、通貨安、多様な旅行商品といった要素により両国へ旅行者数は250万人に達し、新型コロナ後で最高記録を更新する見通しを示したと紹介。日本への旅行者数は昨年の114万人から31.6%増の150万人に達し、中国への旅行者数も同42.9%増加して初めて100万人を超える見込みだと伝えた。

そして、TTAAのチャロン・ワンガナノン氏会長が、16〜19日にバンコクで開かれたタイ国際旅行フェア(TITF)において日本と中国の旅行パッケージ、航空券、関連サービスが最も人気を博し、4日間で3億バーツ(約13億7000万円)の収益を上げたことを明かし、4月のソンクラーン(水掛け祭り)休暇期間の予約が大半を占めたと述べたことを紹介した。

その上で、中国については、現在予約されている目的地の約80%の旅行が北京、上海成都広州などの主要都市に集中しているものの、旅行経験のある中国人旅行者が地方都市への旅行にシフトする傾向も見え始めていると説明する一方で、チャロン氏が「まだパンデミック前の水準には回復していない。タイ経済の低迷が海外旅行の意欲に影響を与えている可能性がある。中国は今年も引き続き人気の目的地であるものの、一部の都市では旅行費用が日本と同程度まで上昇した。例えば黒龍江省のハルビンでは、5日間の旅行で平均4〜5万バーツ(約18〜23万円)かかり、観光地の入場料も高額だ」と指摘したことを伝えた。

一方、日本については航空券や宿泊、観光地の費用が20%上昇しているものの、タイバーツの円に対する上昇が一部のコスト増を相殺していると伝えた上で、チャロン氏が「日本の旅行商品は品質が高く、依然として人気の選択肢であるため、タイ人旅行者は日本の価格上昇を受け入れている」と述べたことを紹介している。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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