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欧州理事会の初代議長を務めたベルギーのファン・ロンパイ元首相はこのほど、中央広播電視総台のインタビューに応じました。
欧州理事会の初代議長を務めたベルギーのファン・ロンパイ元首相はこのほど、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)のインタビューに応じ、世界各国が求同存異(違いは違いとして尊重しながら共通点を探る)で調和と共生を図り、信頼関係を築くことができるよう望んでいると述べました。
ファン・ロンパイ氏は、「現在、世界には深刻な変化が起きており、世界的規模、とりわけ主要経済国の間で不信感がはびこっている」と指摘した上で、「われわれは必ず対話を維持しなければならない。もし対話能力を失ったら、衝突や論争が避けられないばかりか、暴力や戦争につながる恐れもある」との懸念を示しました。
ファン・ロンパイ氏は、多国間主義の実現に向けて取り組み、市場を最大限に開放する必要があると考えており、気候変動に関する締約国会議においても引き続き共同で努力していく必要があると強調しました。
また、「欧州は習近平主席が提唱したグローバル発展イニシアチブ、グローバル安全保障イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブを非常に重視している。持続可能な開発目標は国連の主要目標でもあり、これら重要目標の達成に役立ついかなる取り組みも歓迎する」との欧州の姿勢を表明しました。
さらに、「互いに妨害し合うのではなく、ましてや4、5年前に起った貿易戦争のようなものでもなく、問題を解決したいというそれぞれの願いを前提とした意思疎通を踏まえてこそ、共に努力することができる」と対話の必要性を強調しました。(提供/CRI)
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