CRI online 2025年2月4日(火) 10時50分
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中国企業DeepSeekが開発した生成AI大規模言語モデル「DeepSeek-V3」と「DeepSeek-R1」がインターネット上で大きな話題となり、引き続き熱い議論を巻き起こしています。
中国のAI(人工知能)スタートアップ企業DeepSeek(ディープシーク)が開発した生成AI大規模言語モデル「DeepSeek-V3」と「DeepSeek-R1」が、公開から30日もたたないうちにインターネット上で大きな話題となり、引き続き熱い議論を巻き起こしています。ロシアのラブロフ外相は、「DeepSeekの誕生など中国の科学者はAI分野で成果を成し遂げ、同分野で米国の関連研究開発者の成果を上回っている」と話しました。
ラブロフ外相は会議で、「今日では、AI分野におけるブレークスルーの朗報は毎日ある。中国の技術者がより低コストで米国をいかに超えたかという報道も含まれている。ロシアは終始公平な競争を主張しており、当然こうした公平な競争は生活のいかなる分野にもあるべきだ」との見方を示しました。
米国OpenAI社のサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は1月27日夜、Xに投稿し、DeepSeek-R1モデルのリリースに歓迎の意を示し、「DeepSeek-R1は印象に残ったモデルで、特にこの価格で(このような製品を)提供できることは考えさせられる。このような新たなライバルの出現は刺激的だ。わが社も新製品の発売を加速させるだろう」と述べました。
トランプ米大統領は現地時間1月27日、フロリダ州のマイアミで開かれた共和党の会議で、「中国のスタートアップDeepSeekの誕生は米国企業に警鐘を鳴らした。米国企業は競争に専念し、勝利を勝ち取る必要がある。DeepSeekの誕生はポジティブなシグナルを発した」と話しました。
米国の投資会社アーク・インベストのCEOで、投資界で「米ハイテク株の女王」と称されるキャシー・ウッド氏は、「DeepSeekの誕生により、AI分野の競争がさらに厳しくなる。これはポジティブなことで、ハイテク企業のコスト削減とプラットフォームの改善に役立つ。コストの削減は世界にとって良いニュースだ。DeepSeekが教えたように、今後5年間AI分野で成功を収めるのに使う資金は想像より少なくなる。かつて考えられていたほど多くの現金は必要ない」と話しました。
エヌビディア、Amazonクラウド、マイクロソフトなどの各社は先ごろ、DeepSeek-R1の利用を明らかにしています。(提供/CRI)
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