2月2日は2025年の春運（春節＜旧正月、今年は1月29日＞期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制）が1月14日にスタートしてから20日目に当たり、春運の前半が終了した。この20日間に社会全体の居住エリアを跨いだ人の移動は前年同期比7．2％増の延べ48億人に達して、同期の過去最高を更新したとみられる。

2025年総合輸送・春運業務特別チームの説明によると、2月2日には、社会全体の居住地を跨いだ人の移動が延べ3億1932万人に達した見込みだ。そのうち鉄道旅客数は延べ1450万人、道路旅客数は延べ3億102万人（高速道路及び一般国道・省道での非商用乗用車による旅客輸送数は延べ2億7212万人、営業用バスによる旅客輸送数は延べ2890万人）、水運旅客数は延べ138万人、民用航空旅客数は延べ242万人だった。

1月30日以降、全国の居住地を跨いだ人の移動が急速に増加し、1月31日から2月2日まで3日間連続で延べ3億人以上のペースを保ち、いずれも前年同期を上回った。春節連休最後の2日間にも、社会全体の居住地を跨いだ人の移動は高水準で推移すると予想される。

公安部（省）によると、春節連休6日目の2月2日には、全国各地でUターンラッシュの自動車の移動がピークを迎え、高速道路と国道重点スポットの観測データによれば、主要な高速道路、幹線道路の国道・省道は車両通行量が前日に比べて8．0％と6．3％、それぞれ増加した。一部の区間で渋滞が起きているほかは、全国の道路交通状況は全体として安定して秩序を保っている。予想では、3日にはUターンラッシュがピークを迎え、交通量が高水準で推移するという。（提供/人民網日本語版・編集/KS）