CRI online 2025年2月5日(水) 10時30分
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中国が自主開発した深度7000メートル級の有人潜水艇「蛟竜号」は3月に応用海上試験が予定されています。
中国が自主開発した深度7000メートル級の有人潜水艇「蛟竜号」は現在、アップグレードと改造を進めています。今年2月にはプール試験を完了し、3月には応用海上試験が予定されています。
中国大洋事務管理局によると、乗組員と技術スタッフは現在、「蛟竜号」のアップグレードと改造作業に取り組んでいます。主な改良点は7000メートル級の大容量、長寿命、高エネルギー密度のフレキシブルリチウム電池システムなどの重要部品のアップグレード、油圧システム、映像伝送システム、作業ツールキット、故障診断支援システムなどの最適化などです。
「蛟竜号」はすでに重要部品のアップグレードと交換を完了しており、2月にはプール試験、3月には南海での「蛟竜号」の重要作業能力向上のための海上試験を実施する予定です。今回の重要部品技術のアップグレードにより、「蛟竜号」の総合的な性能および安全作業能力は大幅に向上し、深海探査技術の自律性・制御性が高められます。「蛟竜号」はその技術的優位性を維持しつつ、今後の深海科学調査航行に技術的サポートを提供することになります。
中国が独自に開発した7000メートル級有人潜水艇である「蛟竜号」は、2012年の試験運用開始以来、多くの海域で幅広い科学調査を行ってきました。その調査範囲は太平洋、インド洋、大西洋などの海域に及び、海山域、冷水湧出域、熱水噴出域、中央海嶺に潜航し、多金属結核探査海域、多金属硫化物探査海域、多金属硫化物探査海域などの科学調査任務を滞りなく完了しています。「蛟竜号」は、深海に対する人類の理解を促進し、科学研究レベルを向上させる上で重要な役割を果たしています。(提供/CRI)
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2025/2/4
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