CRI online 2025年2月5日(水) 9時50分
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エヌビディア、マイクロソフト、アマゾンなどのグローバルテック企業大手が相次いで、DeepSeek-R1モデルを自社のAIサービスに正式に組み込むと発表しました。
中国のオープンソースAIモデル「DeepSeek」はリリース以来、世界から大きな注目を集めています。最近、エヌビディア、マイクロソフト、アマゾンなどのグローバルテック企業大手が相次いで、DeepSeek-R1モデルを自社のAIサービスに正式に組み込むと発表しました。
1月31日、エヌビディアは公式サイトでDeepSeek-R1は最先端の推論能力を備えたオープンAIモデルであり、質問に対して直接的な応答をするのではなく、クエリに対して複数回の推論処理を行い、連鎖思考、コンセンサス、探索手法を用いて最適な回答を生成すると説明しました。
DeepSeekの登場によって、米テクノロジー株は大きな打撃を受け、エヌビディアの株価も一時17%急落し、議論が巻き起こりました。エヌビディアは以前、「DeepSeekの進歩は、エヌビディアのチップの中国大陸市場における有用性を示すものであり、将来的にDeepSeekはサービスの需要を満たすためにより多くのエヌビディアチップを必要とするだろう」と表明しています。
また、米オープンAI研究センター(OpenAI)のパートナーであるマイクロソフトは、すでに、DeepSeek-R1をAzure AI Foundryに正式に組み込み、企業向けAIサービスプラットフォームの一部としたと発表しています。
OpenAIの筆頭株主であるマイクロソフトは、長年OpenAIに資金を提供すると同時に、そのAI技術を深く統合してきました。マイクロソフトは、DeepSeek-R1モデルが「厳格なレッドチームテストとセキュリティ評価」に合格し、「潜在的なリスクを軽減するためのモデル挙動の自動化テストと広範なセキュリティレビュー」を受けたと強調しています。
米紙『ウォールストリート・ジャーナル』のウェブサイトは1月31日、アマゾンのAmazon Web ServicesではすでにDeepSeek-R1モデルが利用できるようになっており、同社のアンディ・ジャッシー最高経営責任者(CEO)はユーザーに対し「自由に使ってほしい」と述べたと伝えています。(提供/CRI)
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2025/2/4
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