チャットGPTとDeepSeekに韓国の大学入試問題を解かせたらどっちが勝つ?検証結果が話題に

Record Korea    2025年2月5日(水) 20時0分

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4日、韓国・JTBCは「中国の新興企業DeepSeekが開発した生成人工知能は低予算で『チャットGPT』クラスの性能を備えていると評価されているが実際はどうなのか」とし、検証結果を公開した。資料写真。

2025年2月4日、韓国・JTBCは「中国の新興企業DeepSeek(ディープシーク)が開発した生成人工知能(AI)は低予算で『チャットGPT』クラスの性能を備えていると評価されているが実際はどうなのか」とし、性能を比較するためチャットGPTとDeepSeekそれぞれに韓国の大学修学能力試験(日本の大学入学共通テストに当たる)の問題を解かせた結果を公開した。

記事によると、チャットGPTとDeepSeekに今年の大学修学能力試験の国語と数学の問題を解かせた結果、いずれもチャットGPTの方がDeepSeekより誤答が少なく、勝者はチャットGPTとなった。

ただ、チャットGPTとDeepSeekには、受験生の誤答率が高かった問題を主に間違えるという類似性があった。受験生の正答率が0%だった問題はチャットGPT、DeepSeekのどちらも正解できなかった。国語の問題では「最も適切なもの」または「適切でないもの」を問うタイプの問題で誤答が多くみられたという。

記事は「興味深かったのは、韓国の時調(日本の短歌に相当)を扱った国語の問題でチャットGPTは誤答をしたが、DeepSeekは見事な推論で正解を導き出したこと」とし、「大学修学能力試験の結果だけで性能をはかることはできないが、高いコストパフォーマンスを誇るDeepSeekが世界のAI市場を大きく揺るがすのは確実だ」と伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「チャットGPTの牙城に迫ったというだけでDeepSeekはひとまず成功したと言えるだろう」「韓国は何をしていた?研究開発予算を削減し、研究者を海外に追い出し…」「韓国はとうの昔に中国に追い抜かれた。きちんと自覚し、改善しよう。優秀な人がこぞって医大に行く国に発展はない」などの声が寄せられた。

また、「大学修学能力試験に人間もAIも解けない問題があるというのは非常に大きな問題では?子どもたちを不必要に苦しめる問題は出題しないでもらいたい」「人間とAIが全員間違えたということは、その問題自体が間違いなのでは」「韓国の大学修学能力試験に問題があることが証明された。正常な教育を取り戻そう」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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