anomado 2025年2月6日(木) 9時0分
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1月29日に公開された中国のアニメ映画「哪吒之魔童閙海」の興行収入が公開7日目に50億元を突破したことが明らかになった。
2025年春節(旧正月)元日の1月29日に公開された中国のアニメ映画「哪吒之魔童閙海(哪吒2)」の興行収入が公開7日目に50億元(約1055億円)を突破したことが、中国の映画産業を管轄する国家映画局の統計で明らかになった。現時点で今年の春節映画のトータル興収は100億元(約2110億円)に達していて、「哪吒」1作品が興収の半分以上に貢献した計算になる。
5年前に50億3500万元(約1062億円)の興収成績を残した前作「哪吒1」と合わせると、100億元を突破し、中国のネット上では「3歳の哪吒が最年少の100億元スター」と話題を集めている。映画の最終興収は当初の40億元(約844億円)台から右肩上がりの勢いを見せ、最新の予測では87億元(約1835億円)に達すると見込まれている。「哪吒3」を待ち望む声が続出し、視聴者の愛と注目を独占中だ。
これに続いて堅調に持ちこたえているのが22億7800万元(約480億円)の興収を達成した「唐探(唐人街探偵)1900」。比べて、「封神第二部:戦火西岐」は9億9800万元(約210億円)、「射鵰英雄伝:侠之大者」は5億9200万元(約125億円)と苦戦を強いられている。
大差をつけられた原因は投稿された鑑賞体験で明らかになり、「封神2」については「道教の神々をおろそかに描写し、リスペクトがない」「女性将軍がメインキャラになり、本来の主人公・姫発(ユー・シー/于適)の存在感が薄められた」「死亡後に三頭六腕の姿に生まれ変わった殷郊がアニメのスマーフみたいになっていて、愚弄(ぐろう)された気分」などの不評が寄せられ、「封神3」への期待が幻滅する度合いになっている。
「射鵰英雄伝」については、原作の内容を知り尽くしている金庸ファンから「金庸が激怒していいぐらい、原作を魔改した」「ヒロインの黄蓉は武侠世界の富豪2世の出身。なのに、映画でのビジュアルが庶民すぎて話にならない」「トップの対決シーンでは『かめはめ波』効果ばかりで、見たいアクションが期待できなかった」などの不満が続出した。主演俳優シャオ・ジャン(肖戦)のファンの頑張りでチケットの予約販売は3億5300万元(約76億円)に達し、25年の春節作品トップを示していたが、ファン効果が後退すると、失速気味に転じたもようだ。(翻訳・編集/RR)
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