Record Korea 2025年2月8日(土) 14時0分
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5日、韓国メディア・韓国経済は「歴史歪曲問題や環境問題などにより韓国国内で反中感情が高まっているにもかかわらず、若者の間では中国発祥のスイーツが大ブームになっている」と伝えた。
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2025年2月5日、韓国メディア・韓国経済は「歴史歪曲(わいきょく)問題や環境問題などにより韓国国内で反中感情が高まっているにもかかわらず、若者の間では中国発祥のスイーツが大ブームになっている」と伝えた。麻辣味のスナックの後は甘いタンフールー(飴をかけた果物串)が大流行し、最近では、牛乳に浸すとチーズのように伸びる食パン、レンガケーキ(冰山熔岩巧克力)、クレープ生地で作られたタオルケーキ(毛巾卷)が人気を集めているという。
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記事によると、中国発祥スイーツの流行には、SNSを通じて拡散されるコンテンツが大きな影響を与えたとみられている。韓国から始まったとされるモッパン(食べる姿を見せる動画)文化が中国にも広まり、ユニークな見た目と食感、鮮やかな色が特徴の中国発祥スイーツのモッパン動画が韓国で人気を得た。特に中国オリジナルのフィルターが使われたモッパン動画が韓国で注目を集めており、中国で流行するユニークなスイーツは韓国市場にも影響を与えている。
これを受け、流行に敏感な韓国のモッパンクリエイターを中心に、SNSで流行する中国発祥スイーツを食べて感想を述べる動画が一つの成功パターンとして確立された。伸びる食パンのレビュー動画の場合、YouTubeのチャンネル登録者数117万人の「ティミ」が1月に投稿した動画の再生回数は159万回、チャンネル登録者数82万人の「テッキ」が投稿した動画の再生回数は104万回を記録した。また、ユーチューバーが直接中国を訪れ、現地で流行するユニークなスイーツを紹介する動画も人気が高いという。
中国発祥スイーツの需要が高まっていることを受け、韓国のカフェやベーカリー、コンビニでは「模倣品」が続々と発売されている。ソウル市内でスイーツ専門カフェを運営するムンさん(31)は最近、レンガケーキの販売を始めた。ムンさんは「1日に10~15個は必ず売れ、電話での問い合わせもある」「タオルケーキも実際に食べながら研究、開発して販売している。これを目当てに来店する人もいる」などと話した。
仁荷大学消費者学科のイ・ウンヒ教授は「食べものは政治的感情よりも、個人の味の好みや経験によって消費される傾向が高く、最近ではSNSを通じて紹介される中国のスイーツが、そのユニークな見た目と食感から『不思議な食べもの』と認識されて人気を集めている」「消費者の反中感情が一部影響を与える可能性はあるが、若い世代はグローバルに考えて活動するため、それについて深くは悩まない」などと説明したという。
これを見た韓国のネットユーザーからは「私も中国のモッパンをよく見る。おいしそうなものがいっぱい」「中国の食べものは不思議なものが多い」「中国のスイーツは思ったよりクオリティーが高くて驚く。冰山熔岩巧克力はロイズのチョコを大きくした感じ」「SNSで見て、どうしても食べたくなって中国に行ってきた」「タンフールーのときのように、専門店が続々登場し、1年後に続々と廃業しそう」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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