砕氷調査船「極地号」、遼東湾海氷区域で科学試験調査を実施―中国

CRI online    2025年2月9日(日) 17時30分

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中国の砕氷調査船「極地号」が遼東湾海氷区域で科学試験調査を実施しました。

中国が独自に設計、建造した次世代砕氷調査船「極地号」が、渤海周辺海域の冬の海氷状況を全面的に把握するため、このほど遼東湾海氷区域に入り、海氷科学調査など一連の総合調査を展開しています。

「極地号」は自然資源部北海局に所属し、全長89.95メートル、幅17.8メートル、総トン数4600トンで、航続距離は1万4000カイリです。2024年に完成、就役して以来、渤海で冬季総合調査任務を実施するのは今回が初めてです。

「極地号」が渤海遼東湾の海氷区域の中心部で実施する今回の総合調査には、多要素集中観測と定時航行観測が含まれ、海氷観測とリモートセンシング技術の研究など多くの専門分野をカバーし、国内の多くの海洋科学研究所や大学も参加しているということです。

自然資源部北海予報減災センター海氷・気候予報室の黎舸主任によりますと、調査チームは全国12機関から20人のメンバーで構成され、調査対象には水文、気象、生物、化学、氷面スペクトル、大気化学、ゴマフアザラシなどが含まれているということです。

「極地号」の調査データは、港の通航や砕氷、石油・天然ガスプラットフォームの産出に活用され、警報機関が海氷生成のパターンを把握し、予報の正確性を高めるために役立つとみられています。(提供/CRI

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