「哪吒」続編が単一市場における世界歴代興行収入ランキングトップに 大ヒットの理由は?

anomado    2025年2月8日(土) 20時30分

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中国の映画産業に関するデータを発表している灯塔専業版のデータによると、「哪吒之魔童閙海(ナーザの魔童大暴れ)」の興行収入が2月7日午後9時11分に、67億9200万元(1元は約20.8円)に達した。

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中国の映画産業に関するデータを発表している灯塔専業版のデータによると、「哪吒之魔童閙海(ナーザの魔童大暴れ)」の興行収入が2月7日午後9時11分に、67億9200万元(1元は約20.8円)に達した。「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を超えて、単一市場における世界歴代興行収入ランキングのトップに躍り出た。 「哪吒之魔童閙海」が爆発的大ヒットとなっているのはなぜなのだろうか?

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中国文芸評論家協会ニューメディア委員会の胡建礼秘書長は、「同作品がこれほど大ヒットしているのは、主に口コミが極めて良いからだ。ストーリーやキャラクター、特殊効果、テーマ、コンセプト、演劇的要素など、どれを取っても観客の期待通り、または期待を超えている」と分析している。 丹念に作り上げられた特殊効果も、視覚的にも聴覚的にも期待以上のインパクトを与え、観る人を引き込んでいる。 1900以上の特殊効果シーン、1万以上の特殊効果要素を使って作り上げられた「哪吒之魔童閙海」は、どのフレームを切り取っても「アート作品」となっている。例えば、「陳塘関大戦」の戦闘シーンは約1分にすぎないが、ストーリーボードの作成に半年以上かかっている。餃子(Jokelate)監督は、「誰も見たことがないものを作り上げたかった。視覚的に強烈なインパクトがある作品こそ価値がある」と語る。


「世界一」に躍り出た同作品の主要スタッフチームと制作会社は、「成都ハイテク産業開発区」の重点育成企業に指定されている成都可可豆動画影視有限公司だ。中国国産のアニメ映画「哪吒」シリーズが大ヒットしたことで、同開発区内外の企業100社以上が「哪吒之魔童閙海」の制作に関与することになり、それら企業は、代表性と影響力を備えるデジタル文化クリエイティブ核心企業となっている。 注目に値するのは、同作品が中国で爆発的大ヒットとなっているほか、海外でも大きな注目を集めており、海外のネットユーザーの多くが関連の動画にコメントを寄せ、自国での公開を待ち望む声を上げている点だ。同作品は、米国やカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイ、日本、韓国を含む多くの国や地域で公開される予定だという。(提供/人民網日本語版・編集/KN)


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