中国チェーンストア経営協会は1月、全国トップ100のショッピングセンター企業や総合小売業者を対象とした調査を実施しました。調査結果によると、中国のショッピングセンター（アウトレットモールを含む）は2024年、成長の活力が顕著で、半数以上のショッピングセンターで年間売上、来客数、賃貸収入が前年より増加しました。

調査によると、73％のショッピングセンターで、2024年の年間売上総額が前年より伸長しました。内訳としては、全体の20％を占める23のショッピングセンターで前年比10％以上の成長を達成し、同じく全体の28％を占める32のショッピングセンターで5％以上10％以下の成長、全体の24％を占める27のショッピングセンターで5％以内の成長を記録しました。

また、オンライン・オフラインの全チャネル展開とマーケティングの革新が売上を拡大する上での有効な戦略として機能し、半数以上のショッピングセンターで年間のオンライン売上高が増加傾向を示しました。

さらに、2024年には78％のショッピングセンターで年間の来客数が前年より増加しました。内訳は、来客数が20％以上増加した施設が13％、10％〜20％（20％を含む）増加した施設が21％、5％〜10％（10％を含む）増加した施設が26％となっています。

業態別の売上動向を見ると、特に飲食（火鍋）、金・宝飾品、スポーツ・アウトドア用品が昨年のショッピングセンターでの売り上げが好調な業種に名を連ねています。（提供/CRI）