中国国籍取得の選手がアジア競技大会で大活躍、「韓国に戻ってきて」の声も

Record China    2025年2月11日(火) 15時50分

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10日、四川観察は黒竜江省ハルビン市で行われた冬季アジア大会ショートトラックスピードスケートで中国代表として出場した韓国出身の林孝埈に対する韓国ネットユーザーの反応を紹介した。

2025年2月10日、四川観察は黒竜江省ハルビン市で行われた冬季アジア大会ショートトラックスピードスケートで中国代表として出場した韓国出身の林孝埈(リン・シャオジュン、韓国名イム・ヒョジュン)に対する韓国ネットユーザーの反応を紹介した。

林は韓国・大邱市出身の28歳。かつてはショートトラック韓国代表として活躍し、18年の平昌冬季五輪では韓国代表として男子500メートルで銅メダルを獲得した。しかし、19年にチームメートへの強制わいせつ疑惑が持ち上がり、大韓氷上競技連盟から1年間の出場停止処分を受けたことにより、中国への帰化を決意。22年から中国代表として国際大会に出場している。

そして、中国代表として迎えた今大会では男子500メートルで韓国選手を抑えて金メダルに輝くなど、金・銀・銅1個ずつ計3個のメダルを獲得した。

四川観察は「林孝埈のヘルメットに注目したネットユーザーが、前面にパンダのイラストがあり、後ろには座右の銘『自分を疑うな、勝利の秘訣(ひけつ)は自分を信じることだ』と刻まれていることを発見した」と紹介するとともに、活躍を見た韓国のネットユーザーが「林孝埈、帰ってきて!韓国は君を必要としている」とネット上に書き込んでいるとの情報を伝えた。

林は24年のワールドツアーで左肩を負傷し、今年に入って手術を予定していたが、「自国開催」のアジア大会に出場すべく手術を延期していた。紅星新聞によると、中国代表チームは10日、林が間もなく手術を受けるために今シーズンの残り試合をすべて欠場することを発表した。本人は同日に微博アカウントを通じ「26年のミラノ・コルティナ五輪で世界に中国のスポーツ精神を示し、ショートトラックスピードスケートの魅力を発信しよう」と書き込み、同五輪に向けた「中国代表」としての決意を示した。

この件について、中国のネットユーザーは「あんたらが林を追い詰めたから、育ってきた場所を捨てざるを得なくなったんだろ」「林は氷上ボクシングは得意じゃない。中国代表のままでいた方がいいよ」「おそらくこの韓国のネットユーザーは本心から言っているのだろう。でも、彼は韓国代表からチャンスを奪われたから仕方なく中国に来たのだ。彼を追い出した人々を責めるべき」「アスリートがトレーニングに集中し自分を高めるためには、フレンドリーでクリーンな環境が必要。自分の選択は間違っていないと信じて!」といった感想を残している。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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