中国国家市場監督管理総局が9日に発表したデータによると、2024年12月末時点で、中国のスマートロボット産業に従事する企業数は45万1700社に達し、登録資本金は計6兆4445億5700万元（約134兆円）となりました。企業数は2020年末比で206．73％増、2023年末比で19．39％増と着実な増加傾向を示しています。

業界分布を見ると、中国のスマートロボット産業企業は主に科学研究と技術サービス業、情報伝送・ソフトウェア情報技術サービス業、卸売・小売業に集中しており、この3業界の企業数は全体の約8割を占めています。

地域分布から見ると、中国のスマートロボット産業の地域分布は明らかな勾配特性を示しています。東部地区は立地の優位性、強い科学研究力、完備された産業チェーンのサポートにより、スマートロボット産業企業全体の約3分の2を誘致し、企業総数の66．06％を占めています。また、中部地区が全体の15．33％、西北地区が同14．97％と相対的に均衡しており、東北地区は比較的少なく、同3．64％にとどまりました。

業界関係者は、このような地域分布構造は、中国各地域における経済発展の段階的差異を反映しており、未来の産業のバランスのとれた配置と協同発展のための広い空間と市場機会を提供していると考えています。（提供/CRI）