中国、2024年の婚姻届数は45年間最低の610.6万組

CRI online    2025年2月11日(火) 19時50分

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中国の2024年の婚姻届数は610万6000組で、過去45年間で最低でした。

中国民政部の9日の発表によれば、2024年の婚姻届数は610万6000組で、過去45年間で最低でした。離婚届数は262万1000組でした。

中国の婚姻届数は長年にわたり減少し続けています。2013年の婚姻届数は1346万9000組でしたが、2014年に減少に転じ、2019年には1000万組の大台を割り込んで、2021年には800万組、2022年には683万5000組でした。2023年には768万組までに回復しましたが、2024年には再び700万組の大台を割り込んで600万組近くまで下落して1978年以降の最低を記録しました。

アナリストからは2024年の中国の結婚者数が大幅に減少した理由について、2024年は甲辰年であり、旧暦では年間を通じて立春がなく、民間では「両頭無春」と呼ばれる結婚に適さない「寡婦年」とされる偶然要因があったとの見方が出ています。

また、2024年は中国では子供が生まれる年として好まれるは辰年だったので、「竜の子」を産むために前倒しで前年に結婚した人が多かったとの見方もあります。

しかし、より主な理由には若者の結婚と出産についての考え方の大きな変化が挙げられます。いまの若者の結婚と出産に対する意欲はいずれも低下しており、個人の幸福と人生体験をますます重視するようになり、世代を継ぐ意識はますます弱くなっています。それに加えて、経済が調整期に入り所得に対する予想が低下し、結婚と出産について「様子見」を選択する人が増えたことで結婚と出産の平均年齢が上昇するなどの総合的な要因により、結婚者数が低下しているとみられています。(提供/CRI

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