ドラマの撮影のためカンボジアに滞在中の女優モン・ズーイー（孟子義）に対し、中国のSNS・微博（ウェイボー）ではファンやフォロワーから心配の声が寄せられている。

2019年のヒット作「陳情令」などで知られ、24年の時代劇ドラマ「九重紫」のヒットにより人気急上昇したモン・ズーイーは現在、サスペンスドラマ「三線謎回」を撮影中で、2月中にもクランクアップ予定。今月の春節（旧正月）明けからカンボジアでロケを行っていることをウェイボーでも発表している。

1月に中国の若手俳優や男性モデルが滞在先のタイで相次いで姿を消し、ミャンマー国内で発見される拉致事件が発生。特殊詐欺グループの犯行と報じられ、2月初めには犯罪グループの拠点とされるタイとミャンマーの国境沿いで電力・インターネットサービス供給の停止が発表されたのも注目の話題に。こういった騒ぎにより、東南アジア各国への旅行を懸念する声も多くなっている。

芸能人は犯罪グループのターゲットになりやすいとも報じられる中でのモン・ズーイーのカンボジア滞在が注目を浴びているが、モン・ズーイーは8日、現地で撮った複数の写真をウェイボーで公開し、「ご安心を」とメッセージを添えた。また、ネット上には撮影現場で姿を捉えたと思われる写真も登場し、モン・ズーイーがファンから贈られたお守りをバッグに付けていることも明らかに。ウェイボーでは「1人で外へ出ないように」と注意する声や1日も早い帰国を願う声が集まっている。（Mathilda）