<サッカー>中国期待の若手が脳死状態に、スペインで試合中に負傷―中国メディア

Record China    2025年2月13日(木) 12時0分

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12日、中国メディアの揚子晩報は、将来を嘱望されていた中国の18歳のサッカー選手がスペインでのトレーニング中に不慮の事故で脳死状態になったと報じた。

2025年2月12日、中国メディアの揚子晩報は、将来を嘱望されていた中国の18歳のサッカー選手がスペインでのトレーニング中に不慮の事故で脳死状態になったと報じた。

記事によると、スペインでトレーニングを行っていた中国サッカー・スーパーリーグ北京国安の若手DF郭嘉璇(グオ・ジアシュエン)が6日、地元チームとの試合中に相手選手と衝突し、その後、脳死と診断された。

北京市サッカー協会は12日、家族と合意の上で郭を国内に移送し、引き続き治療を行うこと、協会が今後の治療費や移送費を一部負担することを明らかにした。

関係者によると、試合中に相手選手の膝が郭の頭部に強くぶつかった可能性が高く、その衝撃で脳に大きなダメージが加わったものとみられる。

郭は2006年3月20日生まれの18歳で北京市出身。2023年には中国U-17(17歳以下)代表に選出され、同年6月にはドイツの名門バイエルン・ミュンヘンの「ワールドスカッド」に唯一の中国人選手として選出された。今年は広東省・香港・マカオで11月に開催される中国全国運動会(全運会)に北京市代表として出場する予定で、活躍が期待されていた。

この件について、中国のネットユーザーは「あまりにも残念」「だからわが子にはサッカーをさせたくないんだよ」「なんとか奇跡は起きないものか」「費用を共同負担とのことだが、これは労災ではないのか」「元宵節のお祝いムードの中でこんな悲しいニュースがランキングに出現するとは……」「相手チームや、試合の運営者の責任は問われないのだろうか」といった感想を残している。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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