バイアスロン韓国初の金メダルを獲得したロシア出身選手が所属チームへの不満吐露=韓国ネットにも批判の声

Record Korea    2025年2月13日(木) 20時0分

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13日、韓国・毎日経済によると、冬季アジア大会のバイアスロン女子7.5キロスプリントで韓国初の金メダルを獲得したロシア出身選手エカテリーナ・アブバクモワが、所属チームへの強い不満を示した。資料写真。

2025年2月13日、韓国・毎日経済によると、中国・ハルビンで行われている冬季アジア大会のバイアスロン女子7.5キロスプリントで韓国初の金メダルを獲得したロシア出身選手エカテリーナ・アブバクモワが、所属チーム(全羅南道体育会)への強い不満を示した。

記事によると、アブバクモワは試合後に「代表チームのみんなの幸せそうな顔が見られてうれしかった」と感想を述べ、「このメダルは存在しなかったかもしれない」と吐露した。

アブバクモワは「昨年11月にアジア大会の代表選抜戦が行われた際、所属チームから何の説明もなく参加を禁じられた」「所属チームの決定により、韓国バイアスロン最高峰の選手3人が選抜戦に参加できなかった」と主張した。全羅南道体育会にはロシアから帰化した選手がアブバクモワを含めて3人いるが、選抜戦に参加したのはアブバクモワだけだったという。

アブバクモワは所属チームの決定を受け入れずアジア大会出場を強行した。アブバクモワは「国際舞台で国を代表することが私の一番の目標だった」「私の人生において最も難しい選択で、その分非常に大きなストレスを感じた」「経歴、職業、チーム、給料など全てを懸けて参加を決めた。そして私は選抜戦を通過し、韓国のためにメダルを持って帰る」などと説明した。

これを受け、全羅南道体育会側は「選抜戦の方式が一方的に変更され、特定の選手を優遇していると感じたため、抗議する目的で選抜戦に参加しない方針を決めた」「当時アブバクモワとの意思疎通がうまくいかなかったようだ」と釈明した。

選抜戦の方式変更について、大韓バイアスロン連盟関係者は「大韓体育会がエントリー提出期限を延長したため、これまでローラースキーで行ってきた選抜戦を実戦のスキーで行った方が良いと判断した」と説明したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「帰化までさせておいてなぜ?彼女たちは韓国代表用で、本人たちも韓国代表でなければ帰化する理由がない」「自分たちと親しい韓国人選手を出場させるために不参加を決めたのだろう。そうやって道を閉ざすなら帰化する前に言ってあげるべき。一度きりの他人の人生を軽く考えすぎ」「選手に大会、それもアジア大会に出る機会さえ与えない体育会が存在するとは。『抗議の意味だった』なんてあきれて物も言えない。選手のことは眼中にないのか」「スポーツ大会の中心は選手と観衆」「国益のことだけを考えて行動してほしい」など批判の声が上がっている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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