Record China 2025年2月13日(木) 21時0分
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12日、中国のポータルサイト・捜狐に「名探偵コナン」の最終回はすでに描き終わっているといううわさについて考察した記事が掲載された。 写真は名探偵コナン。
2025年2月12日、中国のポータルサイト・捜狐に「名探偵コナン」の最終回はすでに描き終わっているといううわさについて考察した記事が掲載された。
記事はまず、「『名探偵コナン』のファンなら、一度は『原作者・青山剛昌氏はすでに最終回を描き終わっている』といううわさを耳にしたことがあるかもしれない。このうわさが広まった当時、ネット上では多くのファンが熱く議論を交わし、さまざまな推測や考察が飛び交った。現在でも、このうわさを信じている人は少なくない。そこで本記事では、このうわさの経緯や、青山氏が仕掛けた『煙幕」の裏にどんな秘密が隠されているのかを探ってみる」とした。
次に、「このうわさの起源は、15年前後にさかのぼる。当時、ネット上で散見されたこの憶測に具体的な証拠は何もなかった。しかし、17年末に連載された第1008話で、黒の組織のボスが烏丸蓮耶(からすまれんや)だと明かされたことをきっかけに『青山氏は最終回を描き終わっている』という説が一気に広まった。その後、ネット上ではさまざまな『最終回の予想』が出回るようになった。例えば、『江戸川コナン(えどがわコナン)は工藤新一(くどうしんいち)に戻れない』、『灰原哀(はいばらあい)が最後に命を落とす』など、さも本当かのような内容が語られ、多くのファンが惑わされることになった」と述べた。
続けて、「そんな中、22年のインタビュー(対談)で青山氏自身が『もう最終回のネーム、描いちゃってますよ』と語った。彼は17年に大病を患い、『人はいつ死んじゃうか分からないから』と考えた結果、先に最終回の構想を形にしたという。ただし、あくまで初期の構想であり、今後の物語の展開に応じて描き直す可能性もあるとしている。つまり、うわさ自体は完全なデマではなかったものの、具体的な内容や詳細は不明なままである」と紹介した。
また、「個人的な見解として、最終回をすでにを描き終えているかどうかは、そこまで重要な問題ではないと考える。というのも、現在の漫画の展開を見る限り、まだ最終回に向かうには時間がかかりそうだからだ。その間にストーリーが変わる可能性も十分にあり、結末も随時調整できるだろう。青山氏がインタビューでこの情報を明かしたのは、ネット上の憶測に対する回答として、またファンに安心感を与えるためのメッセージだったのではないか」と指摘した。
そして、「さらにこれが今後の展開の伏線になっているという可能性もある。あえて最終回があると明かすことで、ファンの間で考察が盛り上がり、作品の注目度を維持する狙いがあるのではないだろうか。実際、近年の『名探偵コナン』のストーリーは大きな進展が少なく、毎年の連載話数も減少傾向にある。そのため、話題性を維持するために『最終回が存在する』と示唆するのは、巧妙な戦略とも言える」と論じた。
その上で、「どのような結末を迎えるにせよ、『名探偵コナン』はすでに20年以上にわたり、多くのファンを楽しませ、感動を届けてくれた作品だ。長年の謎がどのように解明されるのか、コナンたちがどんな未来を迎えるのか、その答えを見届ける日を、楽しみに待ちたい。青山氏が描く最高のフィナーレに期待しよう!」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)
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