哪吒フィギュアがビジネス界隈でも「大暴れ」―中国

人民網日本語版    2025年2月14日(金) 18時30分

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哪吒グッズが飛ぶように売れている。

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「ほら、また注文が来たよ。忙しくて手が回らない。まったく手が回らないよ」。中国のアニメ映画「哪吒之魔童閙海(ナーザの魔童大暴れ)」のライセンス契約グッズの3Dプラスチック素材食品玩具を生産する湖南省湘潭市の湖南桑尼森迪(SUNNY&SANDY)玩具製造の楊振麟(ヤン・ジェンリン)会長補佐は、湘潭総合保税区にある生産工場でこのように話した。

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同作品が今年の春節(旧正月、今年は1月29日)に公開されると、同類玩具の唯一のライセンス契約メーカーとして同社は早くから準備を整え、あらかじめブラインドボックス8万セット以上を市場に投入していたにもかかわらず、公開から3日目には完売してしまった。もともと春節連休後の2月5日に操業を再開する予定だったが、注文があまりにも多く舞い込んだため、従業員はまだ春節連休中の2月2日に職場に戻り、作業時間を延長して哪吒グッズの生産に取り組んだ。


楊さんは出来上がった製品をチェックして回りながら、「当社は全国に生産拠点が5カ所、生産ラインが40本あり、その60%で哪吒関連グッズを作っている。今は1日にフィギュアを50万個生産でき、哪吒のキャラクターグッズが半分を占める。現在の当社の1日の生産高は300万元(約6300万円)を超えており、注文は2カ月先までいっぱいだ」と話した。

オフラインの注文が爆発的に増加したのと同時に、オンラインの売り上げも急速に増加している。


楊さんは携帯電話を取り出し、「69元(約1400円)で6個入りのセット、公式ライセンスのブラインドボックスセット、ご注文から30日以内に発送……」と、同社のショート動画共有アプリ「抖音(中国版TikTok)」旗艦店でライブ配信パーソナリティーが哪吒グッズを紹介する様子を見せてくれた。わずか数日の間に、配信にアクセスする哪吒ファンは70万人余りから115万人に増加し、哪吒シリーズのブラインドボックスはプラットフォームのトレンド玩具類ブラインドボックス人気ランキングで1位になり、これまでに53万セットが売れたという。

楊さんには「中国国内だけでなく、今は海外の多くのサプライヤーも進んで哪吒グッズを注文してくる。哪吒グッズだけで、受注金額は2億元(約42億円)に達する」と話す。 現在、同社は映画会社と哪吒シリーズのブラインドボックスの海外販売について商談を進めているという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)


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