豪州、中国戦闘機が南シナ海で危険な行為と非難―独メディア

Record China    2025年2月15日(土) 7時0分

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13日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、南シナ海における中国の戦闘機による行動についてオーストラリアが中国側に抗議したことを報じた。

2025年2月13日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、南シナ海における中国の戦闘機による行動についてオーストラリアが中国側に抗議したことを報じた。

記事は、オーストラリアのリチャード・マールズ国防相が13日、中国のJ-16戦闘機が11日に南シナ海の国際空域でオーストラリアのP-8ポセイドン偵察機に最短で約30メートルまで接近し、照明弾を発射したと発表したことを伝えた。

そして、P-8偵察機には通常、8~9名の乗員が搭乗しているとした上で、マールズ国防相が「偵察機に損傷はなく、乗員にもけがはなかったものの、J-16は、照明弾がP-8に命中する危険を避けられないほど接近していた」と述べ、もし照明弾が命中していれば、偵察機は重大な損傷を受けていた可能性があると指摘したことを紹介している。

また、オーストラリア政府がすでに中国に対し、中国のパイロット2人が「危険かつ非専門的な操縦を行い、オーストラリア機および乗員に危険をもたらした」と抗議を行った一方で、中国外交部の報道官が同日に「正当かつ合法な排除措置」と反論したことを伝えた。

記事によると、オーストラリアは昨年5月にも中国のJ-10戦闘機が黄海上空で危険な行動を取り、オーストラリア海軍の「シーイーグル」ヘリコプターの飛行経路上に照明弾を投下したとして中国を非難した。当時、中国側は「オーストラリアのヘリコプターが中国領空に接近したため、同国海軍の訓練演習の偵察を試みた」と主張した。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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