「名探偵コナン」、なぜ蘭は母親と一緒に暮らさないのか?―中国メディア

Record China    2025年2月18日(火) 0時0分

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13日、中国のポータルサイト・捜狐に「名探偵コナン」の毛利夫妻の別居に際して、なぜ娘の毛利蘭は母親と一緒に暮らさないのかについて考察した記事が掲載された。写真は名探偵コナン。

2025年2月13日、中国のポータルサイト・捜狐に「名探偵コナン」の毛利夫妻の別居に際して、なぜ娘の毛利蘭(もうりらん)は母親と一緒に暮らさないのかについて考察した記事が掲載された。

記事は、「『名探偵コナン』に関する非常に興味深い話題を目にした。毛利夫婦は長年別居しているにもかかわらず、なぜ娘の蘭は母親である妃英理(きさきえり)と暮らす選択をせず、『ダメ親父』の毛利小五郎(もうりこごろう)の元にとどまっているのか。この問題を単純に考えれば、作者が江戸川コナン(えどがわコナン)を毛利家に居候させるための設定だと言える。初期の段階では納得のいく説明があったものの、物語が進み、キャラクターの性格がより明確になってくると、この設定について改めて考えさせられる点が出てくる。ここで、その理由を分析してみる」とした。

その上で、「はじめに登場人物の過去や性格から考察する。毛利夫婦が別居したのは、毛利小五郎が警察を辞めた後のことだ。彼は探偵としての腕があまり高くなく、依頼もほとんど入らない。その上、生活態度もだらしないため、蘭までいなくなれば、生活はさらに荒れることは明白である。一方の妃英理は仕事に多忙なキャリアウーマンであり、家族への関心は毛利小五郎ほど強くないように見える。また、蘭自身は自立心が強く、誰かに頼ることを好まない性格だ。母親に甘えることなく、父と共に暮らすことを選んだのは、自分が父を支え、しっかり生活できることを証明したかったからだと考えられる。こうした3人の状況を総合すると、蘭が毛利小五郎のそばにいるのは自然な流れである」と分析した。

続けて、「さらに深く考えると、毛利小五郎と妃英理は長年別居しているものの、離婚には至っていない。原作では、妃英理が毛利小五郎の失態に怒り、蘭に対して『そんな男ほっぽって私のところに来なさい!!』と言う場面があるが、これはあくまで感情的になったときの発言であり、本気ではない。その証拠に、いざという時には彼女も夫を助けている」

また、「別居しているからといって、2人の間に愛情がまったくないわけではない。蘭の視点で見れば、彼女は両親が復縁することを強く願っている。そのため、父親の毛利小五郎のそばにいることで、2人が交流する機会を増やそうとしているのだ。もし彼女が母親の妃英理と暮らしていたら、そうした機会を作るのは難しくなるだろう」と論じた。

そして、「現時点では2人の関係に大きな進展は見られないものの、物語の中には関係が好転するエピソードもある。しかし、最後には結局またすれ違ってしまう展開が多い。それでも、作者は2人の別居を解消し、最終的に家族が一緒に暮らす結末を意識しているのではないか。その伏線として、蘭が父親の毛利小五郎と暮らす設定が初めから用意されていた可能性は十分にある」とまとめた。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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