世界中で愛読される中国の恋愛巨編小説「紅楼夢」の世界に迫る紀行ドキュメンタリー番組「紅楼夢に魅せられて～時代を紡ぐ愛の物語～」が2月23日からCSヒストリーチャンネルで日本初放送される。

【その他の写真】

18世紀、清朝時代中期の中国で、曹雪芹（そう・せつきん）によって書かれた伝説の恋愛小説「紅楼夢」。貴族の若者3人の悲恋を物語るこの一大巨編は、日本をはじめ世界各国で翻訳され、「西遊記」「水滸伝」「三国志演義」と並んで「中国四大名著」の一つに数えられる傑作だ。

その物語に魅せられたフランス人で中仏文化交流活動家のアリスが、小説に描かれる世界観と当時の中国の結婚観、そしてこの物語を生み出すに至った著者・雪芹自身の数奇な生涯に触れるため、中国各地で数々のゆかりの名所を巡った。

現代中国でも非常に有名な小説であり、数百年の時を経ても愛され、映画や演劇、テレビドラマ化されることが多い「紅楼夢」。

著者がこの壮大な小説を書くに至ったのはどんな人生経験から来るものなのか。そこに秘められた真意とは。時代と文化を映す古典恋愛小説の神髄に迫る紀行ドキュメンタリーにぜひご注目ください。