CRI online 2025年2月16日(日) 22時30分
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中国の検索エンジン大手の百度(バイドゥ)は13日に、生成AIの「文心一言」が4月1日午前0時から全面的に無料利用できるようになると発表しました。
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中国内外でこのところ、多くの大規模言語モデルの開発会社が人工知能(AI)の無料利用サービスを発表し、広く注目されています。
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中国の検索エンジン大手の百度(バイドゥ)は13日に、生成AIの「文心一言」が4月1日午前0時から全面的に無料利用できるようになると発表しました。すべてのパソコン(PC)端末とアプリのユーザーは超長文の処理、専門的な検索力の増強、高級AI画像生成、多言語対話などの機能の最新モデルを体験できるとのことです。OpenAIは同日、ChatGPTの無料版の標準インテリジェンス設定で、GPT-5を無制限で利用できるとようにする発表しました。さらにグーグル(Google)は最近になり、最新の人工知能モデルキットをすべてのユーザーに無料開放すると発表しました。
AIのビジネスは過去数年間、主に有料利用を中心に展開されてきました。しかし大規模言語モデルのトレーニング技術がますます成熟してハードウェアの効率が向上したことに伴い、モデルトレーニングと推論のコストが大幅に低減しました。
中国情報通信研究院技術・標準研究所の技術者である龔正氏は「トップクラスのメーカーの技術の強みが無料利用に道を開いた。ディープシーク(DeepSeek)や百度であれ、アリババやOpenAIであれ、技術のけん引者がより低コストでより高性能のサービスを提供できる場合、『無料』は逆に市場での地位を固める武器になる」と説明しました。
無料ブームは業界の再構成を激化させると見込まれています。中小のメーカーは長期にわたる無料利用に必要な技術の更新のコストを負担できなければ、市場からの撤退を余儀なくされる可能性があります。一方で、トップクラスの企業はユーザーデータの蓄積をモデルの最適化に還元し、「技術の向上-ユーザーの増加-コストの低減」という循環を形成できます。この業界の発展モデルにおいては、計算力やデータ、資金の優位性を持つ企業に、資源が一層集中する現象が発生するとのことです。(提供/CRI)
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