2024年「腐敗認識指数」ランキング、各国の順位は―独メディア

Record China    2025年2月17日(月) 16時0分

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16日、独ドイチェ・ヴェレは、ドイツの機関が発表した世界の「腐敗認識指数」の結果と共に、政府の腐敗が気候変動対策を阻害しているとの見解を紹介する記事を掲載した。写真は北京の天安門広場。

2025年2月16日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、ドイツの機関が発表した世界の「腐敗認識指数」の結果と共に、政府の腐敗が気候変動対策を阻害しているとの見解を紹介する記事を掲載した。

記事はベルリンに本部を置く反腐敗監視機関「トランスペアレンシー・インターナショナル」が10日に2024年の腐敗認識指数(CPI)を発表したと紹介。CPIは世界180カ国・地域の公共部門の腐敗度を0(最も腐敗)〜100(最も清廉)で評価したものだと説明した。

そして、高得点を獲得した清廉な国・地域について、デンマークが90点で7年連続1位を獲得したほか、2位以下はフィンランド(88点)、シンガポール(84点)、ニュージーランド(83点)、ルクセンブルク(81点)の順になったとした。

一方で、点数が非常に低い腐敗が深刻な国・地域については南スーダンが8点でワーストとなり、これにソマリア(9点)、ベネズエラ(10点)、シリア(12点)、イエメン(13点)が続いたと紹介。これらの国は戦争や紛争に巻き込まれ、気候変動の影響も深刻だと解説した。

また、主要国・地域の点数にも言及し、ドイツが15位(75点)で前年の9位(78点)から後退し、米国も28位(65点)で前年の24位(69点)後退したと紹介。日本は20位(71点)、台湾は25位(67点)、中国は前年よりも1点増えて43点となったものの順位は76位となおも低い水準だったことを伝えている。

記事は、世界人口の85%に当たる約68億人がCPIが50点未満の国に暮らしていることが明らかなったと伝えるとともに、同機関が「腐敗は効果的な気候対策の実施を阻み、政策の実行を困難にしている。特に、国際的な気候変動対策で重要な役割を果たす国々の多くが、清廉指数の低下や汚職の増加に直面している」と指摘したことを紹介。COP30の開催国であるブラジルは腐敗が深刻化しておりCPIが過去最低の34点になったほか、COP29を主催したアゼルバイジャンも22点だったと伝えた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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