人民網日本語版 2025年2月17日(月) 15時30分
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内モンゴル自治区オルドスの博物館が大人気となっている。
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1月30日から2月12日までの半月足らずの間に、内モンゴル自治区オルドス市の康巴什自然博物館の入館者数は延べ4万人を超えた。北京市、山西省、陝西省など遠方から評判を聞きつけて訪れた人も少なくない。
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この三線都市にあるごく普通の博物館が「ネットで人気のスポット」になったのはなぜだろう。実際に博物館を訪れてみると、同館にある貴重な野生動物の標本447点が、へび年の春節(旧正月、今年は1月29日)以降大人気になった「秘密兵器」であることが分かった。
総面積2万2000平方メートルの同館は、同自治区初の没入型でインタラクティブな体験ができる自然博物館だ。同館の郭冉明(グオ・ランミン)館長は「当館にある447点の貴重な野生動物標本はすべて米国の慈善活動家で野生動物標本コレクターの故ケネス・ベーリング氏から寄贈されたもので、当館はベーリング氏がコレクションを寄贈して中国の辺境地域で建設に関わった自然博物館でもある」と述べた。
同館の解説員の薛慧(シュエ・フイ)さんは、「当館にある野生動物標本は世界の各大陸から3年かけて中国に運ばれたもので、最終的に(山東省の)青島港で通関手続きを終え、2023年に鄂爾多斯に到着した。これもへび年の春節連休中に、多くの観光客がここを訪れる主な理由だ」と話した。
薛さんはまた、「当館の野生動物標本はまるで生きているような動物の姿を観察できるだけでなく、動物が動いているかのような感覚さえ与えてくれる。当館が所蔵する野生動物標本の精巧な作りは世界的に見てもトップクラスだ」と話した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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