世界で目下杭打ちフレームの高さが最も高く、杭打ち能力が最大の杭打ち船「二航長青」が17日午前、江蘇省南通市の啓東市から出航しました。これは中国の水上工学建設分野でもう一つの「海上安定化重機」が正式に登場したことを示していま。

「二航長青」は2024年1月18日に着工し、全長130．5メートル、幅40．8メートル、深さ8．4メートル、杭打ちフレームは150メートルと世界最高で、杭打ちフレームの主な油圧シリンダーの推力は5000トンで、世界一の超大型シリンダーです。同船は杭の最大定格荷重700トン、直径7メートルの杭基礎を打つことができ、遠洋スターステーションの差分機能を持つ杭打ち測位システムを搭載し、深海や遠洋での杭打ちにおいてセンチメートル級の精度で杭打ちを実現できます。

海事部門のメンテナンスの下、同船は今回、中国江蘇省南通市と浙江省寧波市を結ぶ蘇嘉甬高速鉄道―杭州湾渡海鉄道大橋の工事現場に向かいました。今後は大型港湾、渡海大橋、海上風力発電工事などの工事建設においても活躍するとみられています。（提供/CRI）