中国人民銀行（中央銀行）が14日に発表したデータによると、2025年1月には社会融資総量増加額が前年同期より5833億元多い7兆600億元となり、同期の過去最高を更新した。そのうち実体経済に投入された人民元建て貸出は前年同期より3793億元多い5兆2200億元。

1月末の社会融資規模残高は前年同期比8％増の415兆2000億元。そのうち実体経済に投入された人民元建て貸出の残高は同7．2％増の257兆7100億元。

中国民生銀行の温彬（ウェン・ビン）チーフエコノミストは、「1月には貸し付けが好調なスタートを切ったこと、政府による債券発行ペースが前倒しになったことが、社会融資の増加を力強くけん引した」との見方を示した。（提供/人民網日本語版・編集/KS）