人民網日本語版 2025年2月17日(月) 21時20分
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中国の超伝導量子コンピューター「本源悟空」の世界のアクセス数が2000万回を突破した。
中国が独自に開発した第3世代超伝導量子コンピューター「本源悟空」の世界アクセス数が2000万回を突破し、中国独自の量子演算能力サービス規模の記録を更新したことが14日、安徽省量子計算工学研究センターへの取材で分かった。科技日報が伝えた。
「本源悟空」はすでに139の国・地域をカバーしている。海外ユーザーのうち、米国、ロシア、日本、カナダなどの国におけるユーザーのアクティブ度が高い。うち米国のユーザーによるアクセス数は常に海外アクセス数の1位を維持している。
「本源悟空」は本源量子計算科技(合肥)の科学研究チームが独自に開発したもので、72ビットの独自超伝導量子チップ「悟空芯」を搭載し、量子ビット数やコヒーレンス時間などの重要指標で国際先進レベルに達している。ハードウェアからソフトウェアに至るチェーン全体の独自化を実現しており、現在中国で極めて先進的なプログラミング可能かつ納品可能な超伝導量子コンピューターだ。
2024年1月6日のリリースから現在まで、「本源悟空」は33万9000件以上の量子コンピューティングタスクを完了しており、流体力学、金融、バイオ医薬など複数の業界分野をカバーしている。また、「本源悟空」の独自量子演算能力の海外輸出も実現している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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