中国は11日午後5時30分、文昌宇宙発射場で長征8号Aキャリアロケットを使用し、衛星インターネット低軌道02組衛星の打ち上げに成功した。衛星は予定の軌道に順調に投入され、打ち上げは無事成功した。これは新世代キャリアロケット「長征8号A」の初飛行だ。中国放送網が伝えた。

「長征8号A」は「長征8号」ロケットをベースに改良されたもので、ロケットの高さは50メートルを超え、離陸重量は約371トン、離陸推力は約480トン。中国航天科技集団の曾耀祥（ズン・ヤオシアン）氏は、「現在、長征8号シリーズキャリアロケットには三つの構成があり、長征8号Aロケットは最新のロケットとして、積載量と積載スペースの両方が向上し、地球中低軌道の衛星コンステレーションの打ち上げ需要を満たすことができる」と述べた。（提供/人民網日本語版・編集/SC）