囲碁の世界最強戦、物議のルールを撤廃して上海で最終ステージ開始

CRI online    2025年2月19日(水) 10時50分

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第26回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の最終ステージが上海市内で17日に始まりました。

第26回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の最終ステージが上海市内で17日に始まりました。中国囲碁協会によれば、今回の大会では対局中のアゲハマ(対局中に排除した相手の碁石、死に石)を自分の手元に正しく置かなかった場合の「反則負け規則」を撤廃することが決まり、現場の立会人(審判)について、中国側も立会人を派遣して韓国側の立会人と共同で対応することになりました。

第29回LG杯世界囲碁棋王戦決勝の物議を醸したルールについて韓国棋院は5日、中国囲碁協会に正式な文書を送り、「死に石の置き場についての反則を2回繰り返すと反則負けとする」という累計反則負け規則を廃止し、農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦や世界最強棋士決定戦など韓国が主催する今後の国際大会では、紛糾を起こした罰則規定を撤廃することを明確にしました。中国囲碁協会は韓国棋院の表明を歓迎する意向を示しました。

今回の農心辛ラーメン杯は2ステージの試合を経て、最も重要な優勝争いの段階に入っています。第3ステージでは碁盤の外の状況については処罰を行わないという規則の実施を原則として、対局中に死に石を直ちに碁笥(ごす)のふたの上に置かなかった場合には、立会人が注意を促しますが、対局そのものには影響させないことにします。規則違反に関する争議が発生した場合、立会人は違反した側が次の石を置いた時点で介入します。さらに、中日韓3カ国がそれぞれ1人ずつの代表を派遣して共に大会臨時仲裁委員会を構成します。

中国囲碁協会の責任者はこれまでに「韓国棋院と向き合って規則の合理化と国際化を共に推進し、囲碁の対局の安定した運営を確保することを望んでいる」との考えを示していました。韓国棋院も中国側や日本側などと積極的に協議し、今後の囲碁の国際大会に適用できるルールを策定する方針を明確にしました。農心辛ラーメン杯の今回のルール変更は、各方面が囲碁ルールの合理化や国際化を推進ために有益な措置だとみられています。(提供/CRI

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