2025年2月18日、中国で1月に公開されたアニメ映画「哪吒之魔童閙海」（哪吒2）が、「世界歴代アニメ映画興収ランキング」1位になったことが中国のSNS・微博（ウェイボー）で紹介され大きな注目を集めた。

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新華社の微博アカウントは、中国のインターネットプラットフォームが発表した情報として、先月29日に中国で上映開始した「哪吒2」の興行収入が北京時間2月18日午後7時35分現在で123億2000万元（16億9900万ドル）となり、「インサイド・アウト2」の123億1900万元（16億9800万ドル）を抜いて世界のアニメ映画興行収入歴代1位になったことを報じた。また、全ジャンルの世界映画興行収入ランキングでも8位にまで浮上したことを伝えている。

このニュースは新華社のほかにも中国新聞網など数多くの政府系メディアや個人アカウントも続々と紹介しており、ネットユーザーの注目を集めた。微博の検索ワードランキングでも「哪吒2が世界アニメ映画1位に」がトップ5に入った。

新華社の記事には2万件近いコメントが寄せられており、「最初は中国国内の興行収入トップを狙っていると思っていたが、まさか世界のアニメ映画のトップに上り詰めるとは」「記録をどんどん破り続けていて、留まることを知らない」「中国映画の誇り、アジア映画の誇り。全ての非ハリウッド映画の誇りだ」「国産アニメ映画の未来を見せてくれた」「バックグラウンドにいる映画制作チームを称賛したい」といった感想を残している。（編集・翻訳/川尻）