台湾で兵役逃れの疑いで18日に逮捕されていた俳優ダレン・ワン（王大陸）が3月に入隊することが決まったと報じられた。

台湾メディアによると、ダレン・ワンは兵役から逃れるためにある専門チームのアドバイスで100万台湾ドル（約464万円）を支払い、心臓の持病を装う診断書を偽造。疑惑の発覚で事件を担当した新北地方検察署は18日朝、ダレン・ワンの住居に入り、関連の証拠を押収し、ダレン・ワンを取り調べのために連行した。

午後にはダレン・ワン側が15万台湾ドル（約69万円）の保釈金を支払い釈放されたが、その場で3月入隊を通知されたとみられている。

台北市兵役局副局長は「兵役法に基づき、兵役対象者は33歳まで兵役の延期を申請でき、学業などを理由に入隊を遅らせることができるが、ダレン・ワンはすでに33歳に達しているため、3月に入隊するよう本人に通知し、手配した」と明かした。

この件は中国のSNSでも大きな話題となり、「アラフォーが軍隊に入り、訓練を受けるなんてしんどいんだろうな」「『私の少女時代-Our Times-』でブレークし、『ノー・モア・ベット 孤注』を経て映画復帰を狙う最中に入隊だなんて」「義務逃避は役者キャリアに大打撃」「名前が王大陸で意味深いな」「除隊後、大陸で活躍すればいい」などの書き込みが殺到した。（翻訳・編集/RR）