2025年2月19日、韓国メディア・韓国経済は「駐韓日本大使館がソウル市内のホテルで日本の天皇の誕生日を祝うレセプションを開催し、話題になっている」と伝えた。

記事によると、同日午後に開催されたレセプションに、韓国外交部からは前例にならって金烘均（キム・ホンギュン）第一次官が出席した。金次官は祝辞で、日韓が国交正常化から60年にわたって築いてきた信頼を基に今後も関係を発展させていこうとの趣旨の言葉を述べたという。

この日のレセプションでは日韓両国の国歌が演奏され、会場内の演壇には天皇夫妻の写真が入った写真立てが置かれていた。記事は「レセプション会場に日本の天皇夫妻の写真が飾られたのは今回が初めて」としている。

また、レセプションが開催されている間、会場となったホテルの周辺では市民団体による反日デモが行われたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「なぜ韓国で日本の天皇の誕生日を祝ってあげるのか」「したいなら日本に行ってすればいい」「政府が参加するのは違う」「ここまでやってあげる必要ある？日本は何もしてくれないのに」などの声が上がっている。

一方で「大使館は治外法権」「駐日韓国大使館ではなく駐韓日本大使館が開催したのだから問題ない。デモをする意味が分からない」「反日もほどほどに」などの声も見られた。（翻訳・編集/堂本）