CRI online 2025年2月21日(金) 9時20分
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中国商務部の何亜東報道官は定例記者会見で「関税戦争に出口はない。勝者もいない」と述べました。
中国商務部の何亜東報道官は20日の定例記者会見で、トランプ米大統領が13日に貿易相手にいわゆる「相互関税」を課すことに向けた文書に署名したことについて記者からの質問に答え、「関税戦争に出口はない。勝者もいない」と述べました。
何報道官は、「米国がこのほど、すべての貿易相手に対して、いわゆる『相互関税』を課すとの発表に留意し、強い関心を持っている」と説明した上で、「貿易は各国の資源および比較優位性に依拠して全世界の経済発展を促し、各国の人々の幸せを増進するものだ。米国は自国が貿易で損をしたと認識し、いわゆる『相互関税』により、すべての貿易相手への関税を引き上げることにした。このやり方は世界貿易機関(WTO)の規則に違反し、これまで80年近くにわたっての多国間貿易体制をめぐる交渉で達成した利益バランスの成果や、米国が長期にわたって貿易によって大量の利益を得てきた事実を無視している。典型的な一国主義と保護主義のやり方だ」と指摘しました。
何報道官はまた、「米国がいわゆる『相互関税』のやり方を実施すれば、必ずや世界全体のサプライチェーンに打撃を与え、正常な貿易活動に大きな不確実さをもたらす」との懸念を示し、「関税戦争に出口はない。勝者もいない」と強調した上で、誤ったやり方を正し、各国とともに平等な交渉を通じて解決策を探るよう米国側に求めました。(提供/CRI)
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