2025年2月19日、中国のポータルサイト・捜狐に劇場版「名探偵コナン隻眼の残像（フラッシュバック）」の公開情報と見どころを紹介した記事が掲載された。

記事はまず、「劇場版『名探偵コナン隻眼の残像』はシリーズの第28作目となる劇場版アニメ。25年4月18日に日本で公開予定で、重原克也氏が監督、櫻井武晴氏が脚本を務める」とした。

次に、「同作では、毛利小五郎（もうりこごろう）が物語の中心人物として活躍するほか、長野県警の隻眼の刑事・大和敢助（やまとかんすけ）も重要な役割を担う。物語は、大和が雪山で『ある男』を追跡中に左目を銃撃され、その直後に雪崩に巻き込まれる事件から始まる。それから10カ月後、大和は新たな事件の捜査中に突如として左目に激しい痛みを感じる。同じ頃、国立天文台野辺山で施設研究員が何者かに襲われ、天文台の巨大なパラボラアンテナが突然作動し始める」と紹介した。

続けて、「一方、小五郎のもとには一本の電話が入る。電話の相手は、雪山事件に関するある書類に小五郎の名前が記されていると告げる。小五郎は相手と会う約束をするが、その直前に銃声が響く。雪山事件をめぐる複雑な謎を解き明かす推理物語だ」と説明した。

また、「同作の主な登場人物は、毛利小五郎、江戸川コナン（えどがわコナン）、大和敢助、諸伏高明（もろふしたかあき）、上原由衣（うえはらゆい）らで、キャストは、高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、速水奨といったおなじみの声優陣が続投する」と述べた。

そして、「同作の見どころの一つは、雪山での緊迫した追跡劇と天文台での神秘的な事件が絡み合う、これまでにないスリリングな展開である。また、劇場版『名探偵コナン 水平線上の陰謀（ストラテジー）』（第9作前）以来、約20年ぶりに小五郎が物語の中心に立つ点も注目すべき点だ。さらに、昨年12月に公開された特報映像によると、本作はシリーズの原点ともいえる本格推理の要素が重視されており、ファンにとって魅力的な謎解きが待ち受けていることが期待される」と言及した。

その上で、「間もなく公開される同作は、劇場版『名探偵コナン』シリーズの伝統を継承しつつ、新たなキャラクターと舞台を加えることで、観客に新鮮なストーリーを提供する作品となっている。劇場版『名探偵コナン』シリーズのファンならば、絶対に見逃せない一作である」と結んだ。（翻訳・編集/岩田）

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