台湾メディアの桃園電子報は21日、台湾ランタンフェスティバルで日本人観光客が迷子になる出来事があったと伝えた。

記事は、桃園市で開催中の台湾ランタンフェスティバルでは同市交通局が乗客の案内や輸送に尽力していると説明した上で、「期間中には、心温まる出来事も多くあった」と言及した。

記事によると、会場で日本人観光客2人が迷子になっていたところ、同局のスタッフがツアーガイドに直接電話を掛けて連絡を取り、無事に集合場所に送り届けた。日本人観光客はスタッフに心からの感謝を伝え、「台湾の温かさを感じた」と語ったという。

また、会場ではツアーからはぐれた高齢者もいたが、同局のスタッフが「冷静な対応」で無事に他のツアー客と合流させることができたとのこと。記事は「国内外の観光客に台湾の心のこもったサービスと温かいおもてなしを深く感じてもらうことができた」と評した。（翻訳・編集/北田）