日本で「隠れ教育費」が論争に―中国メディア

Record China    2025年2月23日(日) 10時0分

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中国メディアの環球時報は21日、日本で「隠れ教育費」が議論を呼んでいると報じた。

中国メディアの環球時報は21日、日本で「隠れ教育費」が議論を呼んでいると報じた。

記事は、朝日新聞の20日付報道を引用し、小学6年生の卒業アルバムの費用として保護者が最大で3万円を請求されたという事例を紹介。表には現れづらい「隠れ教育費」が日本で議論を呼んでいると伝えた。

そして、「隠れ教育費」について、「授業料や教材費など明確に定められた教育費以外に子どもの教育課程で発生するさまざまな支出を指す」と説明。例として、運動会などのイベントや文化活動、制服、給食などにかかる費用が含まれるとした。

卒業アルバムの価格については、少子化で児童数が減っている一方で制作にかかるコストが上昇しており、一部の小学校では価格が3万8000円に上ることに言及。保護者にとって経済的な負担になっており、「すべての家庭がこの費用を負担できるわけではない」との声も出ていることを伝えた。

さらに、「日本の潜在的な教育費はこれだけにとどまらない」とし、同紙の日本特約記者による取材として「公立中学校に通う子ども1人にかかる制服代は、夏服と冬服で5万円に達する」と説明。また、私立中学校に通う子どもの保護者の話として、「制服に加えて、水着や柔道着など『学校指定品』が多く20万円余りかかった」とも伝えた。

記事は、文部科学省が2023年に実施した調査では、公立学校に通う児童・生徒の「隠れ教育費」が給食費を除いて小学生で年およそ8万円、中学生で年およそ15万円との結果が示されたことを併せて伝えた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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