CRI online 2025年2月23日(日) 13時0分
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中国のアニメ映画「ナタ」の大ヒットにより、二次元経済が再び活況を呈しています。
中国のアニメ映画「ナタ2(哪吒之魔童閙海)」は19日の時点で、米国の3Dアニメ映画「インサイド・ヘッド2」を超え、世界アニメ映画興行収入(先行上映、前売り、海外興収を含む)ランキングのトップに躍り出ました。「ナタ」関連の話題やアニメ要素の人気上昇に伴い、二次元経済(アニメ、ゲームなど二次元コンテンツの関連製品を開発・販売するビジネス)が再び活況を呈しています。
二次元ファンが集まる場所として知られる中国南西部の重慶市江北区観音橋にある「方円LIVE」では、「ナタ2」の関連キャラクターの看板が目立つ場所に設置されており、店内にはさまざまなアニメフィギュア、ブラインドボックス、バッジなど周辺グッズがずらりと並んでいます。
リサーチ会社の艾媒諮詢(iiMedia Research)によれば、2024年の中国の二次元と関連の市場規模は約5977億元(約12兆3400億円)に達し、中国は世界で最も急速に成長している二次元市場となっています。「ナタ2」の一部動画の制作に参加したデザイン会社は重慶にあり、地元では西部アニメパークが建設され、16回連続で中国西部アニメ文化祭が開催されました。
二次元経済はアニメ、ゲーム、漫画などの分野をカバーしており、関連商品の売れ行きは、製品の品質だけでなく、背後にあるクリエーティブな作品の人気度にも左右されます。このため、「アニメ産業が発展すると、二次元経済にプラス効果を与える」と言われています。
四川美術学院の曽途副教授は、昨年のアクションRPG「黒神話:悟空」から今年の映画「ナタ2」まで、二次元はもはやサブカルチャーに限定されず、主流の文化現象になりつつあると述べました。アニメ展覧会やオンラインコミュニティーなどは、二次元文化を好む若者に独特の社交空間を提供し、二次元は単なるエンターテインメントだけでなく、若者のライフスタイルにもなっています。(提供/CRI)
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