中国初、希少疾患分野のAI大規模モデルが試験的に開放

CRI online    2025年2月24日(月) 5時0分

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中国初の希少疾患分野のAI大規模モデル「協和・太初」の初診相談と予約機能が患者向けに試験的に開放されています。写真は北京協和医院。

北京協和医院が19日明らかにしたところによりますと、中国科学院自動化研究所と共同開発した全国初となる希少疾患分野の人工知能(AI)大規模モデル「協和・太初」の初診相談と予約機能が、患者向けに試験的に開放されています。

ダイアログボックスに「子どもは2歳から発育・言語・動作の遅れが目立つようになり、コミュニケーションもできない」などの症状を入力すると、数秒後にAI大規模モデルが「まれに起こる遺伝性疾患(レット症候群、アンジェルマン症候群など)または複雑な神経発達障害に要警戒」と判断し、何科を受診するかや補充検査などの医学的アドバイスをしてくれます。

北京協和医院の張抒揚院長によりますと、「協和・太初」の研究開発は中国の希少疾病知識バンクの長年にわたる蓄積と中国人の遺伝子検査データに基づくもので、世界初となる中国人の特徴に合致する希少疾病大規模モデルであり、医師による希少疾病のより正確かつ迅速な識別・診断と診断時間の一層の短縮に役立つとのことです。

この大規模モデルの初診相談と予約機能は現在、患者向けに試験的に開放されていて、患者は複数回のやり取りを通じて初歩的な診療アドバイスを受けることができます。次の段階では、カルテ作成、遺伝子解読、遺伝相談などの医師側のサービス機能をサポートし、第2期のオンラインテストが行われる予定です。(提供/CRI

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