人民網日本語版 2025年2月21日(金) 18時30分
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中国の王毅外相は現地時間20日、南アフリカ・ヨハネスブルクで開催された主要20カ国・地域外相会合の期間中、ロシアのラブロフ外相と会談した。
中国の王毅(ワン・イー)外相は現地時間20日、南アフリカ・ヨハネスブルクで開催された主要20カ国・地域(G20)外相会合の期間中、ロシアのラブロフ外相と会談した。新華社が伝えた。
王氏は「中ロの新時代における包括的・戦略的協力パートナーシップは、より高い水準、より広範な分野へと発展している。中国はロシアと、両国首脳間の重要な共通認識を確実に実行に移し、中ロ関係が新たな1年において従来の事業を受け継ぎ、将来の発展に道を開く後押しをしていきたい。今年は重大な歴史的意義を持つ世界反ファシズム戦争勝利・国連創設80周年を迎える。双方はこの『80周年』を共に記念することを契機に、戦略的協力を深め、正しい第二次大戦観を積極的に発揚し、国連中心の国際体制を断固として維持し、グローバル・サウス諸国の正当な権益を守り、平等で秩序ある世界の多極化と普遍的に恩恵をもたらす経済のグローバル化を後押ししていく必要がある」とした。
ラブロフ外相は「ロシアは中国の打ち出したグローバル・イニシアティブに強く賛同し、ロ中の高水準の相互信頼を高く評価しており、BRICS、上海協力機構(SCO)、国連、G20などの枠組みにおいて、中国と引き続き緊密な意思疎通と協調を強化していくことを望んでいる」と表明した。
また、ウクライナ危機の最新状況やロシア側の考えを説明し、「ロシアは中国の堅持する客観的かつ公正な立場およびブラジルなどと発起した『平和の友』グループを重視しており、中国と意思疎通を継続し、グローバル・サウス諸国との協力を強化していきたい」とした。
王氏は、中国の一貫した立場を説明し、「中国は引き続き和平交渉の促進と危機の政治的解決のために建設的な役割を果たしていく」とした。(提供/人民網日本語版・編集/NA)
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