韓国で20代のうつ病患者が20万人超え=韓国ネットはSNS依存との関連を指摘

Record Korea    2025年2月24日(月) 9時0分

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21日、韓国・世界日報は「韓国の20代のうつ病患者数が昨年、20万人を超えた」と報じた。

2025年2月21日、韓国・世界日報は「韓国の20代のうつ病患者数が昨年、20万人を超えた」と報じた。

同紙が健康保険審査評価院を通じて入手した資料によると、精神科で治療を受けている患者数は2020年は345万5435人だったのが、昨年は434万1290人に急増した。このうち、うつ病患者は83万7808人から110万9300人に増えた。不安障害、不眠症、パニック障害、双極性障害の患者も増えている。

特にうつ病患者は20代が性別を問わず最も多かった。昨年の20代のうつ病患者数は女性が13万5658人、男性が7万443人で、合計20万人を超えた。

患者数の増加は精神科治療に対する社会的認識の改善で、病院を訪れる人が増えたことによる影響が多いと記事は分析している。ただ、若者にうつ症状を訴える患者が多いのは「社会的圧迫によるストレス」のためだと専門家は指摘する。

大学病院の医師らからは「就職、職場への適応など経済的問題を抱える時期で、それらが実際に期待に及んでいないことなども作用している」「コロナ禍の頃から不況で就職できないなど、苦境にある人が多い。経済的な問題から病院に来る若者が増えている」「職場内でのいじめで病院に助けを求めたり、戒厳令問題以来、不安症状やうつが悪化した人もいる」などの声が上がっているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「昔、スマホがなかった頃は他人と自分の人生を比較することもなかったから、社会が今より健康だった」「これもみんな、この国の競争教育+SNSによる他人との比較のコラボの結果だ」「70~80年代生まれまでは、こういうことはなかった。お金がなくてもみんな明るく笑って幸せだった」「SNSをしないだけで、うつ病になる人は減るはず」「SNSをやめて、いろんな人と会ってオフラインで運動するといい。興味のある分野の本を読んで、朝は太陽の光を浴びる。これだけであなたの人生は変わるよ」など、SNS利用との関連性を指摘するコメントが多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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