CRI online 2025年2月22日(土) 12時10分
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上海市奉賢区金海コミュニティーの街角にこのほど、多くのカメラとレーダーを搭載した無人郵便配達車が現れ、通行する人々の注目を浴びています。
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上海市奉賢区金海コミュニティーの街角にこのほど、多くのカメラとレーダーを搭載した無人郵便配達車が現れ、通行する人々の注目を浴びています。この無人配達車は同市の郵便事業を担う上海郵政が正式に運用を開始した初の無人配達車で、開梱や荷物の積み下ろし作業以外は無人で稼働し、郵便物集配所と菜鳥ステーション(Eコマースの荷物受け渡し専用施設)間の郵便物の輸送に使用されます。
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上海郵政によると、今回導入した無人配達車は2台で、車体の最も大きなスペースは宅配物の積み込み用スペースで3立方メートルあり、1回に最大500キロの郵便物を積載できます。最高設計時速は20キロで、1回の充電で100キロ走行できます。
奉賢区の車両管理責任者によれば、無人配達車には複数のセンサーを使用した自律走行技術システムが搭載され、認識技術を高度に統合することで、屋外での高精度測位のシームレスな切り替えができるほか、レーザーライダー、カメラ、ミリ波レーダーなどで構成された360度の感知システムで道路状況を正確に認識することができるとのことです。
無人配達車が菜鳥ステーションに到着した後、スタッフは暗証番号を入力して開梱し、積み下ろし作業を5分以内で完了できます。作業が完了すると、無人配達車は次のスポットへ向かいます。スタッフは、「無人配達車は配車システムを通じて、各スポットと連絡を取る。到着後、暗証番号を入力するだけで、積み下ろすことが可能で、作業効率が高くなった」と話しました。
上海市郵政支社は目下、奉賢区金海コミュニティーに市内初の無人配達車の走行路線を設けました。浦東区の臨港エリアの路線は今年3月に開通し、今後は上海市全域に走行範囲を拡大する予定です。これらの路線は、郵政集配部門の受付スポットから菜鳥ステーションへの郵便物輸送に利用されます。(提供/CRI)
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