香港メディアの香港01は22日、日本のホテルで客室に友人を呼ぶのはNGなのかとする記事を掲載した。

記事はまず、中国版インスタグラムとも呼ばれる「小紅書（レッドノート）」に以前、「東京のホテルでチェックインを済ませ、通訳としてあちこち案内してくれた友人と一緒に部屋に行こうとしたところ、フロントの人に止められたのが理解できない」とする投稿があったことを紹介した。

その上で、日本の「弁護士ドットコム」によると、日本では旅館業法で、ホテルは宿泊者名簿に宿泊者の氏名などを記載しなければならないことになっていることや、ホテルが宿泊者以外の客室への立ち入りを禁止している場合には建造物侵入罪が成立する可能性があること、友人を招くつもりだったのに1人分のシングルルームを予約したのだとすれば詐欺罪に該当する可能性もあることを紹介した。

さらに、民事責任については、ホテルとの宿泊契約に違反したとして損害賠償責任が生じる可能性があることも紹介した。（翻訳・編集/柳川）