2日間の日程で開催された主要20カ国・地域（G20）外相会議が21日、南アフリカのヨハネスブルクで閉幕しました。今大会では各国が協力を強化し、グローバルな課題に対応するよう呼びかけました。

南アフリカはG20議長国在任中のアジェンダテーマを「団結・平等・持続可能性」としました。会議では、地政学的分断の拡大が不信感を助長し、貧困や気候変動、伝染病、核拡散、武力紛争などの緊迫したグローバルな課題への各国の取り組みの進展を損なう可能性があり、各国が緊急に行動を起こし、持続可能な開発目標の達成を加速させるべきとの見方を示しました。

会議はまた、多国間主義を強化し、世界経済ガバナンスシステムの改革推進にコミットすることを再確認すると共に、アフリカの声に耳を傾け、アフリカの発言権を高めるよう呼びかけました。

南アフリカは2024年12月1日にG20議長国を引き継ぎ、アフリカ諸国として初のG20議長国を務めました。（提供/CRI）