CRI online 2025年2月24日(月) 17時30分
拡大
中国が独自に開発した第4世代の洋上風力発電作業船の「志高」と「志遠」が23日に中国東部の江蘇省南通市で竣工しました。
中国が独自に開発した第4世代の洋上風力発電作業船の「志高」と「志遠」が23日に中国東部の江蘇省南通市で竣工しました。この2隻は洋上風力発電設備を深海や遠海まで輸送して洋上で設置するなどの工事が主な任務です。陸地から100キロ以上離れた海域で作業できることから、中国の洋上風力発電の深海と遠海への進出を大いに後押しするとみられています。
この2隻の洋上風力発電作業船は中国の洋上風力建設に向けた第4世代の装備であり、世界で最新世代の洋上風力設備設置船でもあります。第3世代の洋上風力発電作業船に比べ、技術面、機能面のいずれでも質が向上しており、耐風浪能力が中国で最も高く、総合的な作業能力も優れています。また、作業効率やインテリジェント化の面でも最高レベルを誇っています。
また、2隻の作業船は第3世代の作業船より設置の作業速度が3割向上しており、1基の洋上風力発電ユニットの設置には、わずか2~3日しかかかりません。また、16級の強風(中国では風力の単位は「級」で表し、最高は18級。16級の風速は毎秒51.0~56.0メートル)と高さ12メートルの波に耐えられることから、洋上風力発電設備の大規模化や深海と遠海への進出にとって主役を果たす装備になると見込まれています。(提供/CRI)
Record China
2025/2/22
Record China
2025/2/23
Record China
2025/2/23
Record China
2025/2/22
Record China
2025/2/22
Record China
2025/2/22
ピックアップ
この記事のコメントを見る