中国共産党中央と国務院は23日、今年の重要な政策課題を記した2025年中央1号文書「中国共産党中央・国務院の農村改革の一層の深化と農村全面振興の着実な推進に関する意見」（「意見」）を発表しました。

「意見」は、改革開放と科学技術革新を原動力とし、農村の基本経営制度を強固にし、完全なものにすると強調しています。また、農村部における生産・生活・生態をめぐる環境改善に取り組むプロジェクト「千村モデル、万村整備（千の村がモデル村となり、万の村を導く）」の経験を学び、活用することを通じて、国家の食糧安全を確保し、大規模な貧困への逆戻りや貧困が起きないことを確保するよう求めています。さらに、農村産業の発展レベル、農村建設レベル、農村ガバナンスレベルを高め、農業の利益、農村の活力、農民の収入を増加させることに全力を尽くし、中国式現代化の推進に基礎となる下支えを提供することを強調しています。

「意見」は2012年の中国共産党第18回全国代表大会以降に発表された13番目の「農業、農村、農民」に関する活動を指導する「中央1号文書」です。（提供/CRI）