吉祥航空、期限切れナッツ配布、乗客に「秘密保持」求める―中国メディア

Record China    2025年2月25日(火) 20時0分

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吉祥航空の23日の便で、賞味期限切れのナッツを配布したことに乗客から不満の声が上がったことを受け、着陸後に乗員が乗客全員に「秘密保持承諾書」を配布し、署名した人から補償金を支払うということがあった。

中国メディアの瀟湘晨報によると、吉祥航空の23日のウルムチ上海行きHO1256便で、賞味期限切れのナッツを配布したことに乗客から不満の声が上がったことを受け、着陸後に乗員が乗客全員に「秘密保持承諾書」を配布し、乗客をボーディング・ブリッジに留めた上で、秘密保持承諾書に身分証番号を記入して署名した人からコード決済サービスを通じて1人1000元(約2万700円)を補償し、その場を離れることを認めるということがあった。

乗客の1人が、製造年月日が印字されたナッツの袋や秘密保持承諾書の写真をネット上に投稿した。

この乗客は、乗員から秘密保持承諾書にサインするよう求められたが、補償金は要らないことや乗り継ぎ便の時間が迫っていることを告げてようやく「解放」されたという。

瀟湘晨報は弁護士の話として「期限切れ食品を乗客に提供すること自体が違法および権利侵害であり、乗客に秘密保持承諾書への署名を求めることはさらに好ましくなく、無効だ。航空会社には自発的な対応と説明が求められる」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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