CRI online 2025年2月25日(火) 13時30分
拡大
河南省鄭州市で5000年前の超大型城跡が発見されました。
中国河南省鄭州市文物考古学研究院は23日、「2024年度考古学成果報告会」を開き、主動性考古学(事前に設定した研究目標と仮設に基づき、特定の遺跡や地域を積極的に選択して発掘と研究を進めること)、国際協力、ハイテクを駆使した考古学などさまざまな分野をカバーする21件の新たな考古学の成果を発表しました。うち、鄭州市滎陽(けいよう)の清静溝仰韶遺跡は、これまで中国国内で発見された中で時代が最も古く、規模が最大の黄河中流全域に存在した新石器時代の文化である仰韶文化中期の版築(土で堅固な土壁や建築の基礎部分を積み上げる工法)による城跡で、鄭州地区で初めて発見されたとのことです。
清静溝仰韶遺跡の南は嵩山山脈に連なり、北は黄河、西は虎牢関(ころうかん、秦代の関所)につながり、四重の環状壕に囲まれた地形で、現存の周辺面積は約35万平方メートルです。城跡の中心で内側から3番目の堀の内側に版築土塀が発見されたことにより、中国の版築の歴史が5000年以上前の古代王国初期にまでさかのぼることができるとのことです。また、中原地区の仰韶文化中期集落群の空間配置や集落形態を明らかにし、中原地区の文明プロセスを研究するために新たな重要な資料を提供しました。(提供/CRI)
Record China
2025/2/25
Record China
2025/2/25
Record China
2025/2/24
anomado
2025/2/24
Record China
2025/2/24
Record Korea
2025/2/24
ピックアップ
この記事のコメントを見る